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頚部エコーとは超音波によって頸動脈の内側に血栓(プラーク)がないかどうか、 狭窄がないかどうか(血管壁の厚さ)を調べる検査です。
頸動脈の動脈硬化が進んでいるほど、他の部位の動脈硬化も進んでいると考えられます。 このことから、動脈硬化の原因となる心筋梗塞、大動脈解離、脳梗塞、狭心症、閉塞性動脈硬化症などの 命にかかわる病気が発生する危険度が高いと推測する事ができます。
動脈硬化が高度である場合は、血流状態を把握するために カラードップラー法(血流の状態を色分けして表示する装置)を用いて狭窄の程度を調べていきます。
検査は特に食事制限は必要なく検査時間は30分程度です。 |
総頸動脈の内中膜複合体厚(IMT)1mm未満が正常
画像中央の青い部分が頸動脈の血流を示す。 A・Bの部分がプラーク。 |