食べ物を消化する強い酸(胃酸)が胃から食道へ逆流すると「胸やけ」(いわゆる胃酸過多の症状)を起こします。 「胸やけ」が何度も続くと食道下端の粘膜に炎症が起こり「逆流性食道炎」となります。 自覚症状は胸やけ(じりじり、いがいが、やけるよう、胸が熱い、胸が重い)、みぞおちから胸の下あたりが焼けつくような感じで思わず手のひらを胸でこすってしまう、酸っぱい液体が口の中まで上がってくる、胸がしみる感じ、胸が痛む、食べ物がのどにつまった感じ、しつこい咳があげられます。 逆流性食道炎は我が国では欧米に比べて少ないといわれていましたが高齢化、食生活の変化、肥満の増加などに伴い近年増えてきています。いつ頃起こるかとしては食後・横になったとき・前かがみの姿勢・お腹に力を入れた時に多く起こります。進行すると食べ物などが飲み込みにくくなります。 |
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食道の最も胃(噴門)に近いところに起きます。 この食道と胃のつなぎ目の働きが弱いと胃酸を食道に逆流させてしまうのです。 |
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●前かがみの姿勢は避けましょう ●重いものを持ち上げたり強く力んだり お腹に力を入れる動作は避けましょう ●ベルト、ガードル、帯などで お腹を強く締め付けないようにしましょう ●便秘を避けましょう ●肥満にならないようにしましょう |
●なるべく腰を伸ばしましょう ●寝るときは背中の中央部から上を 高くするなど姿勢を工夫しましょう |
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●脂肪を多く含んだもの(あぶらっぽいもの) ●アルコール ●チョコレート ●タバコ ●コーヒー ●紅茶 ●甘いもの ●強い香辛料 ●柑橘類 |
●時間をかけてゆっくりと食べましょう ●食べ過ぎは避けましょう ●夕食の量を減らして朝まで我慢しましょう ●寝る直前にものを食べるのはやめましょう |
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●決められた期間きちんとのみましょう。 ●薬を勝手にやめると症状が再発する事があるため 必ずお薬は医師の指示に従って飲みましょう。 ●今まで飲んでいた薬について医師に話ししましょう。 ●薬についての質問は気軽に医師または薬剤師に相談しましょう。 ●食後に服用とは食後30分までのことです。 飲んだお薬が胃の粘膜に作用して、胃を荒らすことがあるため 食べたものがまだ胃の中にある時に飲めば、胃への障害を防ぐことができます。 |
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