胃・十二指腸潰瘍は合わせて「消化性潰瘍」と呼ばれ胃や十二指腸の粘膜に自ら分泌した胃液の消化作用により 潰瘍ができる病気です。消化性潰瘍は再発しやすく、合併症が発生する危険性があります。 |
|
過労や神経を刺激するためストレスを避けゆとりのある生活を心掛けましょう。 | ||||
睡眠は十分にとりましょう。 | ||||
規則正しい食生活を心掛け時間をかけてゆっくり食べましょう。 | ||||
消化を良くする調理の工夫をしましょう。 | ||||
脂っこい物の摂取・胃粘膜を刺激する食品の摂取を控えましょう。 | ||||
タバコはやめましょう。飲酒も控えめにしましょう。 | ||||
医師の指示を守り症状がなくなっても自分の判断でやめないようにしましょう。 | ||||
毎日決まった時間に薬を飲みましょう。 | ||||
感冒薬・消炎鎮痛剤の連用を避けましょう。 | ||||
胃潰瘍の 経過図 |
活動期の胃潰瘍 |
瘢痕期の胃潰瘍 |
維持療法。内服→酸分泌抑制薬を完治するまで飲み続ける | ||
ストレス要因を減らす。 | ||
定期検査を受ける。 | ||
ピロリ菌とは、正確にはヘリコバクター・ピロリといい、日本人の約半数の人は胃の中にこの菌を持っています。ピロリ菌が胃の中にいることをピロリ菌に感染していると言い、ピロリ菌に感染した胃には必ず慢性胃炎が起こります。この菌に感染している人のほとんどは無症状ですが、数%の人は胃・十二指腸の潰瘍や胃癌になります。逆に、胃・十二指腸潰瘍または胃癌の人のほとんどはピロリ菌に感染しています。 | |